老子。
老子の言葉に「有は無より生じ、虚によって起こる」というのがあるそうです。
先日に引き続き増永先生の本を読んでいますが、大変素晴らしい事が書かれていて感銘を受けます。
健康である時は健康にあまり関心が向かないし、病気になったら病気が治ることが健康だと考えると思います。
でも例えば、癌で亡くなった、というのは「癌で無くなったから亡くなった」と考えられます。ということは病気であるということ、症状があるということは、それも生命反応ということです。苦痛や恐怖は生きようとする反応なのでしょう。だから症状を無くす=健康と考えてはいけない、とありました。
「症状は病気という全体の中の有であり、病気は生命という全体の中で有であり、生はまた虚無あるいは死の中も有である。」
どれも1つでは成立せず、光があるから陰あるという陰陽観はこのような病気や生死に至るまで全てに当てはめられ全体を捉える大切さが説かれています。
今、病気であるということは、同時に今を生きているという事でもあるのですね。
東洋思想は本当に素晴らしいと思いました!!
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