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病気と人。

今、増永静人さんの「経絡と指圧」という本を読んでいます。

その中には、病気が簡単に、確実に治る薬があれば人は誰も節制や養生をしなくなるだろう・・・というような事が書かれていました。

病気が治るのに時間がかかるのは良いことか、悪いことか?

みなさんはどちらだと思いますか?

私自身も今は闘病中ですが、正直、何か即効性のある薬ができてすぐに治って欲しいと思います。でもこの一節を読んで確かにそうだなーって思いました。

すぐに治ったら、私はどうしてこういう病気になったのかとか、これまでの生活に問題点はないかなど考えなかったに違いありません。そして自分でも自覚のない小さな不摂生を続けてやがてはもっともっと深刻な病気を引き起こすことになっていたかも知れません。考えても絶対にこれだという答えや原因は出なくても、それまでの生活を省みたり、考えることは大切です。

だから、先ほどの質問には答えはありません。

ただ、病気になるのは病気が問題ではなく病気になった人が問題なんです。その人には環境も含めてその人の歴史・背景があります。その部分から見直さないといけない人の病気が治りにくいとも考えられるわけですね。

だからこそ、同じ病気(病名)でも治る人、治りにくい人がいるのですね。そしてたとえ同じ病名でも発症の仕方などがまるで違うことがあるのです。

病気の時は自分とも向き合ってみるといいのかも知れませんね。

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