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「がく」なのか「らく」なのか?

者、也。人情之所必不免也。

人不能無、樂則必發於聲音、形於動靜。

夫れは、なり。人情の必ず免れざる所なり。故に(故より)人は無樂(がく?らく?)なること能わず、樂しめば則ち必ず聲音に發し、動靜に形る。

これは「荀子」の楽論篇の出だしです。

解釈は

『そもそも音楽というのは楽しみである。人情として必ずなくてはならないものである。だから(もともと?)人間は楽しみ(または音楽?)がなければ居れず、楽しむときは必ず声を出し体を動かす。』

赤字のところは読み方によって解釈が変って来る部分です。おもしろいですね。ちょっとした部分で文章全体の意味が随分と変化してしまう事に気がつくと思います。

楽論篇と言うのは墨子が音楽を否定した事に対して荀子が音楽の重要性を説く流れらしいです。

そしてこの中にも「邪気」など気の概念が登場してきます!

昨日の授業ではこの漢文の「楽」を「がく」と読むのか「らく」と読むのか

また「故」を「ゆえに」と読むか「もとより」と読むかでアツイ議論が展開されました。(この文章だけで2時間ほどがあっという間に過ぎますhappy02

「らく」と読めば楽しむという意味になり、「がく」は音楽を意味します。

と、いっても私は「へえ~!」と感心して聞くばかりでしたが(苦笑

この文の解釈はみなさん様々でしたが、これが又非常におもしろいっ!!

原文は高校で学習するようなレ点、一・二点などがいっさいありません。なので解釈もいろいろ出来るわけです。これは、私にとっては、東洋医学の古典を読み説く力がついていく事になるはずなのでとても有益です。

私などは予習といっても、岩波文庫の金谷先生の訳を読み、何の問題も感じず(いや、分からず?)に出席したのですが、本当に勉強になりました。

さらに驚いた事に、指導してくれる先生も「さらっと読んで、あまり問題点はないように感じましたが、みなさんの議論を聞いてずいぶんと問題点が浮かび上がってきましたね。」と最後に感想を述べた事です。

偉い先生になると自分の訳や解釈が正しいと考え、他を受け付けつけない方もいるように思うのですが、この方にそのような固定概念がまったくない・・・。多方面からいろんな事を受け入れられるのですね~♪勉強を続ける方というのはやはり、非常に思考に柔軟性があります。素晴らしい!

だんだん、私ももっと分かるようになると嬉しいです☆

がんばるぞー!!

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