自分を守る。
子宮内膜症、あるいはそういう診断名がつかなくても、月経困難症、つらい月経痛などは月経があるかぎり閉経まで何年も続く可能性もあります。これはとても不安になりますよね。「あと何年この辛さと付き合っていくの?」・・・・と。
そうなると脳でもうまく処理しきれないストレスを過剰にため込むこともあります。
過剰なストレスは免疫システムのバランスを崩してしまうことも多く、自律神経の乱れから倦怠感・疲れやすい・頭痛・吐き気など・・・思いもよらない症状も出てくる可能性があります。
鍼灸治療が女性の不定愁訴に効果が上がりやすいのは、体全体のバランスを整えカラダを緩めていくことによると思います。
婦人科の病気に限ったことではありませんが、病気や痛み・体の違和感は不安や緊張を増長します。そういった緊張感・体のこわばりを緩めてあげる事で、まずは食事がおいしく取れたり、熟睡できるようになっていきます。
じつは、このステップがとても大事なのではないかと患者さんを見ていて思います。
「自分の不安感から」自分の体を守るのもとても大事なことです。いつも書いていますが心と体は切り離せないし、体も上下・左右・前後・・・すべてつながっているのです。
鍼灸治療を上手に取り入れてもらって、体を緩めてくれる女性が増えると嬉しいです。
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